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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-01
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RecoveryThreads

RecoveryThreads属性では、リカバリ中に索引を再作成するために使用するスレッドの数を指定します。

RecoveryThreads=1の場合、リカバリ中に、再作成する必要がある索引は順次再作成されます。索引の再作成を処理するのに十分なプロセッサがマシン上にある場合は、この属性を設定すると、リカバリのパフォーマンスを向上させることができます。異なるプロセッサが異なる索引を処理できる場合にのみ、パフォーマンスが向上します。同じ索引内の索引の再作成に並列処理はありません。

アクセス制御

アクセス制御が有効な場合、この属性にはADMIN権限が必要です。

設定

RecoveryThreadsは次のように設定します。

CまたはJavaプログラム
、あるいはUNIX ODBC.INIファイル
RecoveryThreads
n: リカバリ中に索引を再作成するために使用するスレッドの数です。デフォルトは1です。
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ
「RecoveryThreads」フィールド
n: リカバリ中に索引を再作成するために使用するスレッドの数です。デフォルトは1です。

注意

SMPOptLevel=0の場合は、1つのスレッドのみが使用されます。このため、RecoveryThreads属性は、SMPOptLevel=1に対してのみ有効です。

リカバリ・プロセスの進捗状況のレポートについては、デーモン・ログの再作成メッセージを参照してください。

その他のサービスやプロセスのためにサーバー・マシン上に十分なリソースを残すよう、スレッドの数は低く設定します。